大東亜戦争 その10



そもそも経済学はデフレを認めていないので、ルーズベルトはケインズに従って公共工事を大量に発注して景気を回復させ、古典派経済学に従って緊縮財政をやり、という事を繰り返していたので、なかなか景気が好転しませんでした。それが戦争に幸いしました。

よく「ブロック経済が第二次世界大戦を引き起こした。」などと言う人もいます。ブロック経済とは保護貿易の事であって、例えば、「イギリス人の需要はイギリスが満たしたい」という事だけで戦争が起こるという程、単純な問題ではありません。デフレに、金本位制の崩壊、など、色々な原因があります。

日本は皇統をいただき、「困ったときはお互い様」という、国民同士のつながりを大切にして来た国民ですが、対して、アメリカは「国民同士のつながり」が持ちにくく、自由主義、市場原理主義で階級に差が大きく、だから戦争になると、急に愛国心を煽るようになります。
その延長線上にあるのが、真珠湾攻撃。「リメンバー・パールハーバー」と煽って戦争に邁進(まいしん)するよう、煽ったわけです。ああでもしないと、国民が戦ってくれない訳です。
宣戦布告を行ってから始まる戦争は、それ程多くはないのですが。

このチャンネルのテーマは「自虐史観からの脱却」ですが、自虐史観の始まりは、二度と日本をアメリカに歯向かう国にさせない、というアメリカの国家戦略から始まっており、アメリカはそれだけ日本を重視しているという事です。

もちろん、アメリカは日本にとっても最も重要な国です。お互いが対等な立場で付き合っていけるようになれたら、と思います。

安全保障には正解などありません。
まず、日本国民が正しい歴史を知って、どうすれば戦争もせず、お互いに平和に暮らしていけるのか、を考えていかなければいけません。この動画が、ほんのわずかでも日本が良くなるように貢献出来たら、とても嬉しく思います。

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